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25 . November
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30 . May
報道によると、北海道の釧路地裁北見支部が言い渡した執行猶予付きの有罪判決が刑法の規定外だったため、釧路地検北見支部は札幌高裁に控訴したとのことです。

事の発端は、5月15日に出資法違反などで起訴された3人の被告の内1人に「懲役2年、罰金150万円、執行猶予5年」との判決を言い渡したが、刑法で執行猶予を付けられるのは「3年以下の懲役もしくは禁固、又は50万円以下の罰金」とされており、この判決は刑法の規定に反しているわけです。

判決は、裁判所で言い渡された時点で効力を持つため、変更するためには控訴する必要があったとのこと。

裁判所の判決文って、チェックしないのでしょうか?
一般の会社であれば、担当者が作成した書類を主任、課長、部長がチェックして外部に出て行くのが常識でしょう。
「間違っちゃったからもう一回税金を使って裁判してくれ」なんて、誰が許すのでしょうか?

そもそも、裁判官という人たちは「特殊」な人達なのです。
もちろん、いっしょうけんめい勉強して難しい試験をパスして来た人達なので、そういう意味での「特殊」とも言えますが、逆に言うと、会社勤めや商売をしたことも無い(極論を言えば、社会の荒波にもまれていない)人達が他人を裁いているのです。

こんな裁判官に任せておいて良いのでしょうか・・・・・?

最近読んだ本、
・裁判裏日記 ヨシダトシミ著 成美堂出版
・裁判官が日本を滅ぼす 門田隆将著 新潮文庫
・裁判官が道徳を破壊する 井上薫著 文春新書
には、裁判官がいかに世間知らずか(少なくとも私にはそう思える)ということが書かれています。

来年から導入される裁判員制度に法曹界の方々は反対している人が多いようですが、裁判に「常識的な判断」を導入するために必要な制度だと私は思います。

----------あらし
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