12月13日にフジTV系で放映された番組、
完全犯罪ミステリー「新証言!三億円事件40年目の真相~犯罪史上空前のトリック・・・事件は230日前に始まった実行計画を完全再現!19歳の少年自殺の謎・・・モンタージュは別人!?迷宮・・・謎の人物Y氏を追い新宿~ハワイへ」
を録画しておいたものを見ています。
上記のタイトルは新聞のTV欄から転載したものですが、なんと長いタイトル・・・・。
まあ、タイトルはどうでもいいのですが、ようするに「三億円事件」に関するドラマ(実際の映像や関係者のインタビューも含まれていますが・・・)です。
昭和43年12月10日、東芝府中工場従業員のボーナスを運ぶ現金輸送車を警察官を装った何者かによって奪われ現金3億円弱(現在の価値に換算すると約20億円)が強奪されたという事件です。
犯行に要した時間はわずか3分だったと言われています。
犯人は153点もの遺留品を残したが、その大半が盗難品や大量生産のものだったため手掛かりがつかめないまま時効を迎えてしまいました。
この事件は私も記憶していますが(と言えば歳がばれてしまいますが・・・)、当時3億円あれば定期預金にしておけば利息だけで一生暮らせるとも言われた額だったと記憶しています。
この事件に関の容疑者として当時芸能人も何人がリストアップされたとか・・・・・・。
このドラマを見て、あらかじめ銀行宛に脅迫状を送っていたなどの用意周到な犯行であることをあらためて知ることができました。
重要参考人として挙げられた人物の一人に現役白バイ警察官の息子の少年がいましたが、取調べ前日に自宅で自殺してしまいました。
この少年がかなりアヤシイと思いますが、筆跡の鑑定結果が不一致とのことで「上の命令」で容疑者から排除されてしまったとのこと。
捜査の中心になっていた「昭和の名刑事」と言われた平塚八兵衛氏は後になってTVのワイドショーなどに出演していましたが、「眼光鋭い」という表現がピッタリの人でしたね。
今、同じような事件が起こったとしたら、当時とは違う科学的な捜査でもう少し違う結果になるのではないかと思います。
今、犯人はどこで何をしているのでしょうね・・・・・・・・・・・・・。
----------あらし
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