今回の未来創造堂は「キッチンシンクの未来を切り拓いた男」INAX研究員の三浦正嗣氏。
シンクの素材として、汚れを寄せ付けないものは無いか?
そういった疑問から、蓮の葉、卵の殻、ゴキブリに至るまで研究したが決定的な素材には至りませんでした。
ある日、友人との雑談の中で、「かたつむりっていつもピカピカだよな」という言葉からヒントを得てかたつむりの殻の表面がシリカで覆われていることを発見。
硬くて傷がつきにくいセラミックにシリカを混合することによって新しい素材を開発しました。
割れやすいセラミックをどのようにして耐久性のある素材にしたのかなどは紹介されていませんので、そのへんは企業秘密なのでしょうね。
三浦氏の信念、「ものづくりはありとあらゆるものの観察から始まる」
新しい物を開発するためには世の中のあらゆる物からヒントを得る必要があるのでしょうね。
ただ、そこにはセンスやヒラメキといった能力が必要だと思いますが・・・・。
----------あらし
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