なんだか、毎週未来創造堂の話題を書いているような気がします。
今回の「日本の未来を切り拓いた男」は長崎のマリン技研社長、吉永勝利氏。
真珠養殖で有名な大村湾の水質を改善するため開発したジェットストリーマー。
船の上で常にかき混ぜられている水は腐らないということからヒントを得て、最初は海中に空気を送ってみたがうまく行かない。
そこで、海中に大量にある水を利用することを考え、試作機を作り自宅の風呂で実験をしたそうです。
気が付けば2時間経っており、その時、「もの作りの楽しさをつくづく感じた」とのこと。
実機を大村湾で試したところ、当初はヘドロが貝に付着するとのことで真珠養殖業者からクレームが来ましたが、一時的なものだと説得。結果みごと成功しました。
会社のHPによると、メキシコの世界遺産や平等院など世界中に納入しているようです。
「失敗してもその経験が次のアイデアになっさ、まずはやってみたらよかろ。」
ごもっともです。
失敗を失敗として葬ってしまうとそれまでの努力は何の意味もありません。
なぜ失敗したかを分析してその原因を改善すれば次のステップにつながるのではないでしょうか。
・・・・と、考えることは容易ですが、実際行動に移すことは大変です・・・・・・。
マリン技研HPはこちら。
http://www.marin-g.co.jp/
----------あらし